2023年最新版【クラウドキッチン(ゴーストレストラン)】大阪市でおすすめ5選を徹底比較!

【クラウドキッチン(ゴーストレストラン)】大阪でおすすめ5選

クラウドキッチンは、実店舗をもたずにデリバリーに対応するのが基本のお店です。
イートインスペースがないため、普通のレストランを開業するより初期費用を抑えられます。

この記事では、大阪でおすすめのクラウドキッチン5選を詳しくご紹介します。
これからクラウドキッチンを開業することをお考えの人は、ぜひ参考にしてください。

クラウドキッチン(ゴーストレストラン)とは

クラウドキッチンとは、インターネットでの注文や専門のデリバリーサービスを利用して運営する、「イートインスペースのないキッチンのみの店舗」のことです。
ウーバーイーツや出前館などのアプリで注文を受けた店が、間借りしたキッチンで調理した料理を宅配します。

イートインスペースのないキッチンのみの店舗

ゴーストレストランも、クラウドキッチン(シェアキッチン)、あるいは飲食店のキッチンを間借りする形で調理をして料理を提供するのが特徴です。客席がなくキッチンしか備えていない形態で、完全なレストランとしての実店舗を持たない点が共通しています。クラウドキッチンは、ゴーストレストラン向けに特化したシェアキッチンの一種ともいえるでしょう。

大阪でクラウドキッチン(ゴーストレストラン)を開業するメリット

クラウドキッチンを大阪で開業するおもなメリットについて、それぞれ解説をしていきます。

関西最大の人口を持つ都市

大阪は日本の三大都市「首都圏:東京」「中京圏:名古屋」「近畿圏:大阪」の一つであり、関西最大の人口を持つ都市です。

大阪市の推計人口は令和3年9月1日時点で275万人となり、関西経済の中心地として知られています。2025年には、日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催が予定されており、2020年東京オリンピック・パラリンピック後の日本経済の成長を持続させる起爆剤として期待されています。

株式会社 日経BPが調査した「自治体別の人口増減率ランキング」でも、2位に大阪市中央区、6位に同市北区、14位に同市天王寺区がランクインしました。このようにたくさんの人が集まってくる魅力的な街のため、大阪でクラウドキッチンを開業することは、十分成功できる可能性があるといえます。

東京のクラウドキッチンについて紹介しています。

ビジネスチャンスが豊富

大阪は3大都市圏のひとつであり、企業活動や大学などの教育機関が集中しています。JRや地下鉄など多数の路線が乗り入れており、金融機関やオフィスビル、商業施設なども集約されており、ビジネス環境に恵まれているエリアです。

このようにビジネスチャンスが豊富なため、クラウドキッチンを開業すると、ビジネスマンや一人暮らしの学生など多くの人が利用する可能性を期待できます。

ビジネスサポートが充実

大阪では市内でビジネスをスタートするサポートや、開業後のビジネスをサポートする環境も充実しています。さまざまな専門支援機関がビジネス活動を強力にサポートするので、起業したての人も安心してビジネスを始められます。

たとえば、大阪産業創造館では、独立起業や新規事業を立ち上げたい人に向けて、セミナーやサポートプログラムを提供しています。経営者として学ばなければならないことをレクチャーしてくれるので、大いに活用するとよいでしょう。

ビジネスサポート

大阪でクラウドキッチンを選ぶときの基準

クラウドキッチンを利用してフードビジネスを成功させるには、施設の選び方が重要です。
ここでは、大阪でクラウドキッチンを選ぶときの基準について解説をします。

駅から近い立地

クラウドキッチンは、顧客がインターネットなどで注文を受けた料理をデリバリーで届けるスタイルです。注文を受けてから30~60分以内と短時間で届けなくてはならないため、アクセスの良い場所を選ばなければなりません。

そのため、「駅から徒歩圏内」など立地の良さが必要です。お客様が来店することはありませんが宅配しなくてはならないため、利便性の高いエリアが条件となります。

ランニングコスト

事業として継続をするからにはランニングコストも重要です。
クラウドキッチンの賃料だけでなく、維持管理費など月々のランニングコストがどのくらいになるのかをリサーチしておきます。

売上の何パーセントかを賃料にプラスして支払う施設もあるため、施設が気に入っても料金体系をきちんと調べてから契約するようにしましょう。

許認可に対応できる設備

クラウドキッチンを開業するには、都道府県による「飲食店許可」などの許認可が必要です。

そのため、営業許可を取得できる設備を備えたクラウドキッチンを借りるようにしましょう。たとえば、2槽シンク、十分な大きさの冷蔵庫、流水式手洗い設備、消毒設備を備え付けたトイレなどが許可を取るのに必要な設備です。

提供する料理に合わせたガスコンロ(IHヒーター)、フライヤー、オーブンなどの設備、鍋やボウルといった調理器具などを揃えている施設もあるので、自分が調理する料理に合った設備のあるクラウドキッチンを見つけましょう。

クラウドキッチンで営業許可を取得されたい方、もっと詳しく知りたい方は「クラウドキッチン(ゴーストレストラン)でも営業許可が必要?」が参考になります。

大阪でおすすめするクラウドキッチン(ゴーストレストラン)5選を徹底比較

ここでが、大阪でおすすめするクラウドキッチン(ゴーストレストラン)5選をご紹介します。

クラウドキッチン(ゴーストレストラン)

1.<中央区>一屋 〜Hajime-ya〜

一屋 (Hajime-ya)は、昭和レトロな町家風のカフェのような外観が懐かしさを感じさせるお店です。
カフェスペースは自由に使え、フル装備キッチンなので、プライベートな集まりや料理教室にもご利用できます。飲食店営業許可も取得済みですから、カフェの営業を気軽にスタートしたい人にもオススメです。
平日は1時間単位で借りられるので、ランニングコストを抑えながら開業することも可能です。

DATA

  • ● タイプ:クラウドキッチン、イートイン(キッチン付カフェスペース)
  • ● 住所:大阪市中央区上本町西1-3-11
  • ● アクセス:谷町六丁目駅から徒歩5分
  • ● 許認可:飲食店営業
  • ● テーブル数、席数:椅子20脚以上
  • ● 利用料金
    昼間:月~木10:00~18:00(¥1,000/h)、金・土10:00~18:00(¥1,500/1h)、
    日・祝 11:00~17:00(¥15,000/1d) ※日祝は1日単位利用のみ
    夜間:月~木18:00~22:00(¥2,500/h)、金・土18:00~22:00(¥3,500/h)、
    日・祝17:00~21:00(¥4,250/h) ※日祝の夜間のみの利用は不可
  • ● 維持管理費
    利用時間:1~4時間(¥500/h)、5~8時間(¥450/h)、9~12時間(¥4,000/d)
    ごみ処理:45ℓ袋1袋について500円(税別)
  • ● 運営者:一屋~Hajimeya~

2.<淀川区>しょくの杜 淀川店

しょくの杜 淀川店は、テイクアウト&デリバリー専門のシェアキッチンです。
街並みに溶け込んだレトロな雰囲気で、標準厨房機器は設置済みですから初期費用も安く抑えられます。
こちらの施設は飲食店営業許可、菓子製造許可のどちらも取得が可能となっており、専用機器や設備の持ち込みもご相談いただければOKです。

DATA

  • ● タイプ:クラウドキッチン
  • ● 住所:大阪市淀川区木川西4-1-19
  • ● アクセス:阪急京都本線 / 十三駅 徒歩10分
  • ● 許認可:飲食店営業
  • ● 利用料金:お問い合わせください
  • ● 運営者:しょくの杜

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3.<中央区>KitchenBASE なんば

KitchenBASE なんばは、デリバリーに特化した国内最大のクラウドキッチンを運営するKitchenBASEが関西へ初進出した店舗です。
「くいだおれの街大阪」のミナミに施設を構え、大阪のデリバリー市場で目覚ましい活躍を見せています。黒と黄色のカラーが個性的な外観で、キッチン総数は26キッチンです。
3つのプランが提供されており、デリバリーレストランを始めるための設備が整った「フルプラン」、最低限の設備を備えつつ、好きなようにカスタマイズできる「ハーフプラン」、初期設備はシンク・フード・手洗い場のみの「スケルトンプラン」など、出店するお店の業態に合わせてお好きなプランを選べます。

DATA

  • ● タイプ:クラウドキッチン
  • ● 住所:大阪市中央区瓦屋町3-4-8
  • ● アクセス:谷町九丁目駅より徒歩6分
  • ● 許認可:飲食店営業
  • ● キッチン総数:26キッチン
  • ● 利用料金:お問い合わせください
  • ● 運営者:株式会社SENTOEN

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4.<中央区>HUB KITCHEN

HUB KITCHENは、テイクアウト・デリバリーに特化したクラウドキッチンとフードコートの機能を兼ね備えた新しいスタイルのフードコートです。大阪メトロ本町駅から徒歩1分
というアクセスの良さも見逃せません。
横丁にあるような気さくな雰囲気の施設で、営業時間は朝から夜までフルオープンしています。イートインスペースもあるので、お店の中でお食事を楽しむこともOKです。お酒も提供しているので、ちょっと気軽に飲みたいときに立ち寄りたくなる施設です。
HUB KITCHEN全体を利用したイベント利用も随時開催しています。

DATA

  • ● タイプ:クラウドキッチン、フードコートの機能
  • ● 住所:大阪市中央区久太郎町3丁目1−27 ヒグチビル 1F
  • ● アクセス:大阪メトロ本町駅から徒歩1分
  • ● 許認可:飲食店営業
  • ● 利用料金:お問い合わせください
  • ● 運営者:株式会社FTF

<公式サイトへ>

5.<北区>FOOD BASE 天六

FOOD BASE 天六は、デリバリー専門のクラウドキッチンです。
木目調の外観と内装が、やさしい雰囲気を演出しています。
大阪メトロ谷町線天神橋筋六丁目駅より徒歩4分というアクセスの良さが魅力です。開業に必要な厨房機器はすでに備え付けられているので、スピーディーにクラウドキッチンをスタートできます。

DATA

  • ● タイプ:クラウドキッチン
  • ● 住所:大阪市北区本庄東1丁目11-9 久野ハイツ1階
  • ● アクセス:大阪メトロ谷町線天神橋筋六丁目駅より徒歩4分
  • ● 許認可:飲食店営業
  • ● 利用料金:120,000円/月~140,000円/月 保証金 賃料1か月分契約金 330,000円(税込み)
  • ● 運営者:株式会社キッチン京都

<公式サイトへ>


よくある質問

クラウドキッチンを利用するメリットは何でしょうか?
料理の種類に合わせた設備機器などが最初から施設に備わっているので、初期費用やランニングコストを圧縮できます。初期費用は施設のグレードにより違いがありますが、約50万円〜150万円ほどで開業できる場合もあり、実店舗型レストランの開業費と比較するとかなりリーズナブルに開業することが可能です。イートインスペースがなく、接客スタッフが不要なので人件費などランニングコストを削減できます。
営業時間は自由に設定できますか?
各施設により営業時間には違いがあります。時間貸しなど短時間で対応している施設もありますので、各施設にお問い合わせください。
問い合わせから営業開始までの流れを教えてください。
おおよそ以下のような流れになります。

1.お問い合わせ
2.面談・内見
3.契約
4.初期費用の支払い
5.営業許可取得
6.デリバリープラットフォームへの登録
7.営業開始

早ければ、最短1ヶ月程度での営業をスタートできます。
通常、飲食店を開業するまでには、さまざまなステップがあり、1年くらいの期間が必要です。たとえば店舗の内外装の設計や施工、厨房設備の購入などは開業3ヶ月前に済ませなくてはなりません。クラウドキッチンならばこれらのステップを省略できるので、スピーディーかつリーズナブルに開業できます。

クラウドキッチンの営業許可に必要な要件はありますか?
クラウドキッチン(ゴーストレストラン)の営業許可に必要な要件は「食品衛生責任者の設置」と「飲食店営業許可」です。通常の飲食店と同じように、開業する際には「食品衛生責任者の設置」と「飲食店営業許可」が必須です。その他詳しい説明は、「クラウドキッチン(ゴーストレストラン)でも営業許可が必要?」を参考にしてください。

まとめ

東京を始めとする大都市では、多くのクラウドキッチン(ゴーストレストラン)が開業され、クラウドキッチン事業はますます発展していく様相です。コロナ禍で市場が拡大されましたが、新しい生活様式が生まれたため、コロナ終息後もデリバリー事業のニーズはあるといえるでしょう。大阪でもこれからクラウドキッチンの需要は、十分期待できます。